~オーガニックって、なに?~
「オーガニック」とはわたしたちの健康・環境・伝統を両立させ、守ることを目指すものです。 そして、人間の「エゴ」と地球の自然に生かされている一員としての「エコ」の
バランスのとれた生活スタイルです。
そして、次の世代に引き継げる平和で平等な分配のある社会の実現を目指すものです。
一般的には「オーガニック」といえば、有機農業や有機農産物をイメージする方が多いのではないでしょうか?
しかし、「オーガニック」の語源は、
『生命の』・『本来の』・『根源的な』といった様々なニュアンスを含んだ言葉だそうです。
ですから「オーガニック」とはただ単に食や農業だけを示すものではなく、教育、医療、経済、政治、社会問題など
生活全体の価値観、考え方や生き方など幅広い意味を表わしています。
地球環境劣化が進む中で、環境に大きな負荷をかけない生活スタイルが求められています。
そのスタイルこそ「オーガニック ライフ」です。
1.オーガニックとはライフスタイル
オーガニックとは、単なる農法のことだけではなく、
すべての生活環境,地球環境にかかわる総合的なジャンルを指しています。
これからも、孫もそのまた孫の世代も地球上でずっと健康で豊かに生きていくための「生き方」です。
20世紀来、人間の生活はどんどん便利で快適になりました。
たくさんの恩恵を受けた一方で、地球や自然に大きな負担をかけてきたことも事実です。
水道をひねってもそのままでは飲みたくない水。
ぜんそくの児童に医療補助金を支払う都会の空気。
燃やせばダイオキシンが発生し、
埋め立てても、埋め立てても追いつかないほどの廃棄物。
枯渇目前と言われる石油、大きく減少する森林資源など持続可能な社会の展望が見えなくなっています。
そのために世界各地で異常気象が頻発しています。
この1世紀ほどに積み上げてきた活動は、今の私たちの生活は一見豊かに見える反面、
これまでにはなかったさまざまな厄災で満ちあふれてしまいました。
その多くは、目先の利益や利便を求める人間の欲望が自然を破壊し続けた結果から生まれたと言えます。
人間は呼吸するために「酸素」や生命の維持に「水」そして食べなくては生きられない動物です。
命を支える食料は主に農業で作られます。
その根幹が石油や鉱物資源に依存して環境を汚染されています。
化学肥料で土や水を汚し、農薬で虫や鳥や魚や見えない微生物の命を奪うという今日の農業は、
人類が太古以来続けてきた自然界と上手に付き合うことで成り立ってきた本来の農業とはまったく別物なのです。
そして資源が枯渇して、汚染が極限に達して、このような生活が続けられなくなり人類の歴史そのものが終焉する
~絶滅~の危険を含んでいます。
このような地球環境・資源問題を直視し、持続可能な環境と健康な生活をつづけるために、
何ができるかを考えて行動しようというライフスタイルが「オーガニック」の本質です。
※オーガニックなライフスタイルとは、「人間としての本来の生き方」なのです。
2.いのち、食糧、資源、エネルギー
人類は食糧生産するために循環する思想を必然の法則としてきました。それは土地を耕し土壌の微生物を活性化し、
作物を育てる栄養を作って貰うという本来の農業の姿です。
ところが近代農業は化学肥料や科学農薬を生み出して、これまでの土地生産力の絶対的な条件を覆し、
土地の生産性を格段に高めることで世界の人口地図を塗り替えてしまいました。
化学農薬によって、生態系のバランスや気候風土による病虫害の影響もかえられて、
食糧生産は伸びてこれまで以上の人口を養えるようになりました。
一方で、化学肥料と化学農薬、除草剤のために、土壌の微生物が殺され、土壌は自ら栄養を作る力を失ってしまいました。つまり、化学肥料無しでは農業生産が成立しないという状況を生み出しました。
農地周辺の生き物も激減し、生態系バランスが崩れたため、農薬を使い続けるしか作物を守る術がなくなりました。
ところがこの化学肥料も合成農薬も有限資源である鉱物・化石資源が原料です。
すなわち、現代の農業を続けていくと有限資源を使い果たした時が農業の終わりになります。
地球温暖化による気侯変動だけでなく、
化学肥料や農薬に依存する農業の手法、あり方からも食料生産の存続が不可能になり、
人類の歴史にピリオドが打たれることにもなりかねない状況です。
3.危うい日本の農業
~食糧自給率40%以下?~
日本の農家は高齢化が進み、約6割を占めるのが65歳以上で、耕作放棄地がどんどん増えています。
その結果が、先進国の中でも極めて低い、食糧自給率40%という現状です。
その上、長年にわたる化学肥料と農薬の大量使用で、日本の農地土壌は砂漠並みの微生物量になってしまっています。化学肥料の原料のほとんどは輸入に頼っているため、もし輸入が途絶えた場合、自給率は20%以下にまで落ち込んでしまいます。
世界的には、中国とインドでは、人口が増え続け、経済発展と共に生活水準が向上し、
食料の輸出国から輸入国へと変化しています。
これまで日本が輸入していた農産物が両国に向かい始めているということです。
崩壊も免れない日本の農業システムと、海外の食料依存の関係を早急に考え直し、
自給率向上のために、行動をしないと食糧不足で餓死者を招き兼ねない社会になります。
●国家安全保障と食料自給率~豊臣秀吉に学ぶ~
どのような国家にとって最も大切な使命は、国民の安全な生活を保障することです。
安全保障というと、兵力、戦闘機やミサイル、戦車などを想像しがちですが、戦う前にすることがあります。
それは食糧です。
歴史的にも食糧を供給できなかった支配者は滅んできました。
戦国時代を勝ち抜いて天下統一を遂げた豊臣秀吉が得意とした戦術は「兵糧攻め」です。
敵方の城を大群で囲み、食料が持ち込まれないよう封鎖して待つ。
相手が飢えて自滅するのを待てば、兵力を温存できます。
持ちこたえられずに開城し、最後に城主が腹を切り、降伏した城兵や飢えた領民にはたっぷりと食べさせるという策が功を奏し、極力戦わずに敵を従わせて天下を取りました。
その反対が第二次世界大戦の日本です。戦力のみが肥大して海外に武力進出し、
中国大陸の都市を奪っても住民を味方にできず、十分な食料生産と流通の確立もできず、
米英の利権と衝突を起こして経済封鎖されました。
自国の食料生産までもが崩壊し、もはや戦えず、ついに無条件降伏を受け入れることとなったのです。
現在、日本の食糧自給率はわずか40%。輸入がストップすれば60%の国民が飢えることになります。
従って誰に対してもNOが言えない、それが今日の国際社会における日本の姿です。
4.オーガニック先進国
~ヨーロッパのとりくみ~
次世代が住み続けられる地球環境を守りながら、
自らも健康的な生活を営んでゆこうとするのが
オーガニックなライフスタイルです。
文化的に成熟したヨーロッパでは、「成長」ではなく「持続すること」の重要性に着眼し、
かなり以前より持続を願うステージに入っています。
これは、飛びぬけた経済成長より、福祉や環境を重視しようというヨーロッパの人々の意思とも言えます。
EU統合の中で80年代から提唱されたライフスタイルとしてのオーガニックは、
今日では日常生活の中に浸透してきています。
EU共通農業政策
CEU加盟国に共通の農業政策で、
合理化・近代化を目指す構造政策と価格支持政策、条件不利地域対策などを実施してきました。
近年になって過度の集約化と効率化に対して、農薬や化学肥料投入による土壌や水質汚染、
耕地整備による農地周辺環境が失われたことなどへの反省から、環境保全型の持続可能な農業政策に移行しました。
EUでは、すでに農薬や化学肥料を使った慣行農業は汚染産業として位置づけられています。
地方発展政策
地方の存在があるからこそ都市が成り立っているのです。
この政策は農業従事者が持続的に農業を営める環境を整備すると共に、
地方と農業の重要性を域内市民にはっきりと示すものとなりました。
農村地域の自然環境を守るということは、都市住民にとっても重要なことです。
上流の農村で水が汚れれば下流の都市で被害を受け、生態系が破壊されれば、社会全体に影響が及びます。
化学農業で作る安価な農産物を買うことは、農地汚染を引き起こすことにつながるのです。
従って、国が費用を助成してオーガニック農業を育てることは、農地の環境を守ることに貢献し、
ひいては国全体、地球全体の環境保全に貢献することになります。
オーガニック農産物は現在の段階では割高ではありますが、消費者は環境問題に関心を寄せ、
食品の安全と品質に付加価値を見出すようになってきました。
EUでも日本でも、これまでは農業保護のために農産物の高値安定を図ってきましたが、
生産調整分を補填するというやり方でした。
ところが、オーガニック農業は土地生産性が低く、生産調整をする必要がなくなります。
つまり、これまでまったくの遊休地に払っていた無駄なお金を、
健全な農地のための助成金として振り向けることができるのです。
また、農薬で管理する化学農業ではほとんど人手を使いませんが、
人が管理するオーガニック農業では多くの労働力を必要とするので、雇用が拡大します。
5.オーガニック農業と慣行農業
オーガニック農業では…
1)植物に化学肥料を与えない、
2)農薬や除草剤といった危険な化学物質を用いない、
3)遺伝子操作を行わない、
この3原則が守られています。
根を土におろして、植物は育ちます。
自然のサイクルで育つ植物は、自らの力で土中の水と栄養を求め、地中深く根を下ろします。
環境と共生し、気候・気温の変化や、病気などの逆境にも強くなります。
一方、現在の一般的な農業では植物に化学合成肥料が与えられます。
簡単に栄養を取り込んだ植物はあっという間に大きくなりますが、きちんと根をはることができません。
環境の影響にもろく病気や害虫の被害も拡大、農薬なしでは生きられない状態になります。
植物には、生きた土が必要。生きた土とは、枯葉などの有機物を食べ、土の中を活動するミミズや微生物のいる状態。栄養とその土地ならではの個性を植物に与えてくれます。
一般の農業で使われる農薬や除草剤、土壌消毒などは畑の生物を殺してしまい、こうした自然の生み出す連鎖を
断ち切ってしまいます。
土や植物に、本来の力を蘇らせるのがオーガニック農業。
化学肥料と農薬をやめ、オーガニック農業へ転換すると、土が生きた状態に戻るまで数年は収穫が落ち込みます。
それに加え、雑草を土中に鋤き込む、堆肥を作るなど数々の手間がかかります。
また、オーガニック加工食品においては、合成添加物や合成保存料は使えないので徹底的な衛生管理が必要、
輸送や保管にも細心の注意が払われます。
原材料の生産量が一定していないというリスクも抱えています。
このような手間ひまには変えられない環境への配慮、おいしさ、私たちと動植物の健康を追求して、
生産者たちはオーガニック食品づくりに精を出しているのです。
6.地球は密閉された容器
21世紀は水の世紀と言われています。
ヨーロッパなどでは、どのように水を確保するかが真剣に討議されています。
21世紀は水による戦争が起こると予測されているほどですから、限られた水資源を汚染するわけにいきません。
けれども農地に薬を撒くとそれが染み込んで、やがて地下水にまで到達します。
私たちは地下水をくみ上げて飲料・生活に使用しているので、地下水が汚染されると生きていけなくなります。
農薬たっぷり、化学肥料たっぷりで育てられた野菜でも、"安いから"買ってしまう、ことがどういうことを意味するのかもこれでおわかりでしょう。
残留農薬が体に及ぼす影響よりももっと、じわじわと見えない形で、自分の吸っている空気が、
飲んでいる水が侵されているのです。
「今でも消毒して飲んでいるのだからそれでいい」
という人がいたら、地球というのは密閉された容器と同じで、水は繰り返し循環しているのだということを
考えてみてください。
汚せば汚すほど、次に巡ってくる水も汚れていく。
きれいに戻すには、それだけ余分な時間もエネルギーもかかるのです。
水道の水がまずいから「ペットボトル」を買えば済む訳ではないのですね。
ペットボトルが増えれば増えるほど製造したり、処理する過程で、原料にもエネルギーにも石油が必要になり、分別などが徹底されなければ、水や大気を汚染するのですから。埋め立てても土に返ることなくゴミが増えつづけます。
オーガニック農業という方法は、
この、生きていくためにどうしても必要な水を守るためにも、ぜひ取組まなくてはならないことの1つなのです。
きっかけはどうあれ、オーガニックに関心を持つ方に、さまざまな情報を提供し、「自分で考え、判断する」ことの大切さに気づいてもらえれば、と考えています。
数多の情報にふり回されるのではなく、自分で判断し、行動する。
そして与えられるものをただ受け取るのではなく、自分で創り出す。
そして、自分のためだけの「エゴ」から、もう少し目を広げて、次世代や環境など“プラスα”のための「エコ」へ。「おいしく、楽しくて、気持ちいい」、そんなライフスタイルとしてのオーガニックに取り組みましょう!
※私たちはオガニック栽培で育てられた商品と環境を傷つけない商品の提供を目指し活動しています。
7.みんなで進めたい「食育」ということ
戦後の「食」が悪くなったルーツは,アメリカの戦後の占領地政策にあるようです。
昭和29年にアメリカ大統領アイゼンハワーが業界の圧力を受けて、
日本の学校給食に防腐剤いっぱいのパンと牛乳の学校給食がはじめられました。
「子供の頃にパンの味を覚えると一生食べつづける」というアメリカの作戦は,見事に成功しました。
このような背景から伝統的な日本食が混乱をして、
健康によく無いさまざまな影響が出てきて、
生活習慣病が大きく増えているとの反省から2005年7月に,食育基本法が施行されました。
★ご存知ですか?
~人の味覚は10歳までに決まる~
マクドナルドも「人の味覚は10歳までに決まる。
それまでにケチャップ・マスタードなどに漬込めば、味噌、醤油の味は忘れて売上は上がる」
という目論みどおりに30年。
ハンバーガーの半分は脂肪でダイオキシンは脂に溶ける。
男性の精子の奇形が増加し、50人に1人が試験管ベイビーの時代です。
★ご存知ですか?
~生活習慣病の代表は「ガン」~
生活習慣病の代表は「ガン」、すぐに死にいたる病ではありません。氷山の一角が「ガン」です。
免疫革命で有名な新潟大学の安保先生の言われるように、がんばりすぎてストレス過剰になり、
交換神経の過緊張状態でガンが起こってしまう。
人間の人体細胞は60兆の細胞から出来ていて,毎日1兆の細胞が生まれ変わっています。
そして、誰でも200個余りの異常細胞ができています。
細胞の種類によりますが、平均して60~90日で細胞が入れ替わりますが、
その時に死なない細胞がガン細胞です。
☆ガンは免疫抑制の極限で起こる病気⇒ 交感神経が過剰緊張状態で起こる病気
※原因 ライフスタイル 働きすぎ、過労 不規則な生活
※食事 肉食と白米・欧米型の食事
※心 ストレス・生きがいの喪失
★ご存知ですか?
~病気は、薬で治すのではない~
ここまで医療を悪くしたのは、欧米の化学薬品で、これらはすべて石油から出来ており、
病気は病院にいって、薬をもらって治すという考えが、広く一般に浸透しています。
このことが大きな間違いで、
人体のもつ自然治癒力を信じない人々がほとんどになってしまったこと=消費者の頭脳の汚染がいちばんの問題です。
★ご存知ですか?
~日常生活にあふれている、怖い食品添加物~
1950~65年にかけて食品添加物が増えました。
発ガン性などの問題で禁止になった添加物が48 品目もあります。
国が認可してその後の禁止処置をするという、全く無責任で頼りにならないという事実を知って、
「自分の体は自分で守る」お金のかからない医療を選択することが大切です。
コンビニで買ってきて食べる弁当にも20種類余りの添加物があります。
添加物を使わない食事をとることが、原則ですが、添加物をより分けて食事をすることは出来ません。
★ご存知ですか?
~「デトックス」=排泄するという考え方~
食品添加物について、情報を知ってできる限り食べないようにする必要がありますが、
選んでも避けられない添加物があふれています。
知らず知らずに食事をとるなかで、添加物を取り込んでしまっています。
そのために大切なことは、取り込んだ物を「デトックス」=排泄するという考え方が必要です。
水分の補強を十分にして、オーガニックな食品、食物繊維の多いバランスのとれた食事を心がけて、
カラダに入った余計なものは、恒に排泄するという日常生活での心がけが必要です。
モリンガは幅広い栄養素をバランスよく含んでいて、日常生活で不足しがちな栄養補給に役立つ、
安全、安心な自然の健康補助食品です。
人体のすべての細胞は、すべて、私たちが口から摂取するものからできています。
食べ物は私たちの命を育んでくれるいちばんのもとであり、
病気にならない「健康」な体をつくるもとであることを、改めて考えて、
明日からの生活を、元気で長生きの生活スタイル~オーガニックモリンガで生活に改めましょう!!
8.免疫力を高めてウイルスに負けない体を
頻繁にかぜをひく人と、めったにひかない人がいます。
また、同じ場所に同時にいたのに、
インフルエンザにかかる人とかからない人、症状が重くなる人と軽くすむ人がいますが、
両者を分けるのが免疫力の違いです。
ウイルスなどが侵入したとき、体の中ではこれを退治しようとする免疫機能が働きます。
免疫力を高めるためには、
規則正しい生活をして、休養・睡眠を十分とること、バランスのよい食事、 適度な運動などが大切です。
また、喫煙やストレスは免疫力を低下させるため、禁煙し、ストレスをためないことも大切です。
●体を冷やさない
~地球温暖化による体温の低下が感染症を拡大?か、現代人は体温が低い傾向があります。
体温が下がると免疫細胞の活動が低下します。
わたしたち人間には恒常性維持機能という働きが備わっています。
周囲の外気温が上がると環境に適応させるように人体が調節します。
菅原研究所の研究によりますと
・日本人の体温は50年前に比べて1℃低くなっている
・現代人の80%は低体温傾向にある
・体温が低下すると免疫力が低下する。
平均基礎体温は36.5℃ですが、現代人の平均基礎体温は35.5℃で1℃も低くなっています。
このために免疫力は約60%も低下していることになります。
基礎体温が上がるような生活スタイルに転換することが、一番のインフルエンザ予防策です。
9・ご存知ですか?
~健康のための食事「医食同源」~
私たちの健康は日ごろ食べる食事により維持されています。
食事を摂ることによる効果にはどのようなものがあるのでしょうか?
食事ができなかったとき「エネルギー不足」を感じたり、
「体温の低下による寒さ」を感じたりを感じます。
食事が満足にとれれば満腹感により、満ち足りた幸福感を感じる事ができます。
食べた物が体内でいろいろな細胞を形成して私たちの健康を維持してくれていることを忘れ勝ちですが、
栄養の摂取と健康には深い関係があります。
体は食事により、自らの体を作り,生活するチカラを生み出してくれ、
健康を保つために最も適した材料を作ってくれます。
最近の研究によりますと食事が重大な原因であることが知られている病気には、
冠状動脈疾患、さまざまなガン、脳血管傷害、高血圧、肥満、虫歯、歯肉炎や歯周病、インシュリン非依存性糖尿病
などがあります。
このような病気の予防には、「バランスのとれた食事」が大切であると言われます。
例えば、米国の国立ガン研究所は1日に5~9皿の野菜や果物(通常の摂取量の5~9倍)を
食べればガンになる確率を下げることができることを証明しました。
しかし、その通り摂取したとしても「バランスをとれた食事」を満足させる栄養の9%にしかならないのだそうです。
人間の遺伝子の構成は4万年間ほとんど変わっていないそうです。
その長い歴史の中で私たち人間の食事や仕事など生活スタイルは劇的に変化しましたが、
遺伝子の適応力はこの劇的な変化に歩調を合わせることができませんでした。
人類が農耕生活に入る前の採集狩猟生活時代はたいへん変化に富み、糖分が少なく、
高品質で栄養価の高い食品を幅広く十分に摂取していたようです。
調理方法も簡単で新鮮な素材を栄養素が失われないうちに食べていました。
野生の植物には抗酸化物質が含まれ、ビタミンやミネラルなどのミネラルなど微量元素も幅広く含んでいました。
これらの物質は生物学的反応修復物質,化学的防御物質および抗老化物質として
健康のために生理学的な作用をしていました。
採集狩猟生活時代には100種類を超える食べ物を食べていたそうですが,
現代の農耕時代にはとても100種類の食べ物を取ることはできません。
しかも、広大な農地で毎年同じ作物が生産されるために、
土地が痩せて私たち人間に必要なミネラル類が枯渇しています。
カロリーは足りても必要なミネラルの種類が不足していて、現代人の病気の根源になっていると推測されます。
そんな現代人が健康を維持するためには、
普段の食事では新鮮で,健全な食品を種類たくさん摂る事を心がけること、
そして健康のために必要であると判っている自然由来の栄養補助食品に目を向けることが大切です。
現代人の生活の中で、スーパーマーケットで手に入れる野菜の種類は量産されている種類の少ないものに限られます。
結果的に自然、不足するミネラルが出てきます。
ミネラル不足で健康を害することもあります。
モリンガは人が健康に生き続けるために必要なビタミン、ミネラルをバランスよく含んでいて
若さの維持、健康維持に役立ちます。
10.現代病の原因は?:
当たり前のことをしなくなったこと!
①食生活に問題あり
どのような生命体も与えられた自然環境から、生きてゆくために必要なものを吸収して存在しています。
もしバランスよく吸収できない状態が続くと正常な状態を保つことが難しくなります。
現代病の大きな要因に「吸収の問題」があると考えられます。
それは「必要なものが吸収されずに、逆に吸収しすぎているもの、
さらに有害なものが知らず知らずに吸収され続けている」ことです。
食品添加物や農薬のように化学物質を含んだ食品や三大栄養素(タンパク質、炭水化物、脂質)さらには糖類を多くとりすぎることが生活習慣病の原因になっているのです。
②生活習慣に問題あり
太古の昔から動物は体を動かして獲物を獲得して、食してきました。
しかし、この豊かな時代、私たち人間は体を動かさず、
栄養摂取とエネルギー消費のバランスがうまく取れなくなっています。
そんな生活習慣が運動不足をまねく、現代病~生活習慣病~の根本原因です。
オーガニック栽培で育てられてモリンガには、必須栄養素がバランスよく豊富に含まれています。
あなたの健康生活にモリンガを取り入れて、若さと老化予防にためになる生活スタイルを
身に着けてください。~モリンガのあるライフスタイルを!
そのことが地球全体の健康、気候変動の少ない地球環境の再生に役立ち
次世代の地球を守ることにも役立ちます。
◆昔も今も自然物は人体に有効であることに注目!
~NCIIでラピッドプログラムボタニカルドラッグの開発~
NCI[米国立ガン研究所]が2000年にスタートさせた「ラピッドプログラム」は、
世界の様々な素材の中からがんの化学予防剤として有望なものを見出し、
安全性や有効性を確認した上で迅速な臨床応用に進めていこうという計画です。
もちろんNCIの厳しいチェックを通して、がん予防効果という点で信頼性の高い素材や提案のみが
研究テーマとして選ばれます。
「現在はがんの症状がなくても、家族因子、遺伝因子、環境因子で将来発がんのリスクが高い人たちがいます。
がんを発症してしまうと侵襲を伴う治療しかないが、がんにかかっていない人たちが利用する素材は安全性のハードルを高くする必要がある」博士はがん予防剤開発の基本姿勢をこう話しました。
ラピッドプログラムは、必ずしも化学成分がわかっていなくとも、安全で有効なものは
ボタニカルドラッグという医薬品として積極的に利用していくという計画です。
キャペタノヴィッチ博士は、ラピッドプログラムの中でボタニカルドラッグの候補として、
とくに有望な素材の例を通じてアガリクス茸抽出物である低分子分画について期待を込めて語りました。
アガリクス茸の低分子の抽出成分は、動物実験から免疫調節や細胞増殖を抑えるなど、がん予防効果があることが示され、また毒性がなく安全であることがわかりました。
新薬治験許可が米国で申請される見通しだそうです。
「米国政府はこれまでのダイエッタリーサプリメントよりも、ボタニカルドラッグを推奨する方向にある。
薬から食品は作れないけれど、食品から薬は作ることができる」
キャペタノヴィッチ博士は、我々の周りにある食品が秘めている
抗がん物質の発掘について、このように期待を述べました。
~昔も今も自然物は人体に有効であることに注目!~
何年も前から、米国やヨーロッパでは、化学薬品の限界から、自然に学ぶことを熱心に勧めています。
欧米一辺倒の化学薬品信奉からめざめて、
古き良き、日本人の伝統にもとづく和漢薬、漢方薬などから学ぶ姿勢が、健康で安全な人生に一番必要です。
人がんは自然の中の一員として生かされている限り、自然物で健康を維持することは
自然の法則として当然のことであることを再認識したいのもですね。
アーユルベーダ医学ではモリンガは300の病気に効果がるといわれているほど広範囲の病気に
使用されてきた歴史があります。
近年、多くの国々で西洋医学の手法でいくつかの研究成果が発表されています。